ダーツ中央の金属製の部分であり、矢で言うところの箆の前半部にあたる。投げる時にはこのバレルの部分を持つことが一般的である。バレルとは樽の意であり、もともとは太く中空であったことから、樽に見立てて「バレル」と呼ばれるようになった。バレルの材質は真鍮、ニッケル合金、タングステン合金など様々である。比重の重いタングステン合金やニッケル合金で作られたものの方がより細くなり、的に当たった際に干渉し合いにくいが、同時に高価になりやすい。また、形状や滑り止めの刻み、重量なども様々である。 重量に関してはハードダーツのほうがより重いものが多く、公式ルール上は50グラムまでのバレルが認められているが、実際には20グラムから25グラムを用いる選手が多い[2]。ソフトダーツではこれより軽いものを用いることが多く、16グラムから20グラムぐらいのものが多い。
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